闇金はお金を貸す際に氏名や住所、年齢、勤務先、親兄弟の氏名や住所、電話番号、親友の連絡先など根掘り葉掘り聞き出し、いくつかウラを取って間違いないと判断すればお金を貸し付けるそうです。

ある日、Aという自称派遣社員から「3万円ほど借りたい」と連絡がありました。氏名や年齢、勤務先と電話番号をはじめこと細かに個人情報を聞き出した後で、それらに嘘はないかウラを取り始めました。

さすがに氏名や年齢、住所には偽りはなかったものの、勤務先へ所在確認すると「そんな名の人はいない」との返事。親兄弟の電話番号は使われておらず、多くの点でうそが判明し、お金を貸さないことにしました。

「そうですか…」と一度は電話を切ったAでしたが、1時間もすると再び「3万円貸してほしい」と電話をかけてきました。

「ふざけるなよ!お前には貸さないと言っただろ!」と切りましたが、今度は30分もしないうちにまた電話してきて「どうしても3万円いるんだ。絶対に借りなきゃいけないんだ!貸してくれ」と一方的に言う始末。

あまりにしつこいので、「働いてもいないようだけど、どうやって返すんだ?」と聞くと、「いつか返すから…」と答えたそうです。

予想外の返事に目が点になり、あいた口がふさがらなかったという闇金。
「俺もいろんな客を見てきたが、ここまで常識が通用しない奴は初めて見た」とあきれ顔で語りました。
そして、Aからの番号を着信拒否に設定したのは当然のことでした。

http://yamikin21.com